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東京株式(寄り付き)=反発、円安好感で買い戻し優勢

 12日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前週末比109円高の2万442円と反発。

 前日の米国株市場では主要株価指数がまちまちの展開だったが、米中貿易協議に対して足もとは過度な不安心理が後退している。前週末に日経平均は米中貿易協議の先行き不透明感から400円超の急落に見舞われており、きょうはその反動から主力株をはじめ買い戻しが優勢となっている。外国為替市場で1ドル=110円台前半の推移と円安方向に振れていることも輸出セクターを中心に支援材料となっている。ただ、国内企業業績に対する警戒感はくすぶり、戻り売り圧力が意識されるなか上値は重いとの見方も強い。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、22業種が高く、値上がり上位に倉庫、電気機器、機械、化学、医薬品など。一方、値下がりで目立つのは海運、石油、不動産など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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