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太陽誘電が買い気配、4-12月期経常は61%増益、配当増額と自社株取得も発表

 太陽誘電 <6976> が買い気配でスタート。8日大引け後に発表した19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比61.2%増の267億円に拡大して着地したことが買い材料視された。

 自動車・産業機器の電子化やスマートフォンなどの高機能化を背景に、付加価値の高いコンデンサーの販売が大きく伸びたことが寄与。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→21円(前期は20円)に増額修正したことも支援材料となった。

 併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の1.6%にあたる200万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。

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