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サンリツ---3Q梱包事業部門、運輸事業部門が好調に推移し、増収・大幅増益


サンリツ<9366>は1月31日、2019年3月期第3四半期(18年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.4%増の131.66億円、営業利益が同37.0%増の8.41億円、経常利益が同44.8%増の7.78億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同46.1%増の5.34億円となった。

梱包事業部門の売上高は前年同期比8.9%増の96.76億円、セグメント利益は同24.0%増の11.38億円となった。工作機械の取扱いが好調に推移したこと及び半導体製造装置の取扱いも増加したことにより、売上高及びセグメント利益ともに増加した。

運輸事業部門の売上高は同7.9%増の18.28億円、セグメント利益は同144.5%増の1.23億円となった。無線通信機器の取扱いが減少したものの、工作機械の取扱い及び制御システム案件の取扱いが増加し、売上高及びセグメント利益ともに増加した。

倉庫事業部門の売上高は同6.9%増の14.50億円、セグメント利益は同3.7%減の2.41億円となった。前期計画遅れだった新規案件が当期に入り堅調に推移したこと及び半導体製造装置の取扱いも増加したことにより、売上高は増加した。利益面に関しては、自動ロボット制御ピッキングシステムの導入の先行費用の発生によりセグメント利益は減少した。

賃貸ビル事業部門の売上高は同0.6%減の2.11億円、セグメント利益は同4.2%増の0.84億円となった。本社ビルの稼働率が高水準で推移したことにより、売上高は概ね前年同期と同水準で推移した。利益面に関しては、定期修繕費が前期より減少したことによりセグメント利益は増加した。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.7%減の165.00億円、営業利益が同10.2%増の9.00億円、経常利益が同13.8%増の8.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.5%増の4.80億円とする期初計画を据え置いている。

《MH》

 提供:フィスコ

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