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コインベース、米国外でのOTC取引やSWIFTを使った送金サポートを発表【フィスコ・ビットコインニュース】


米大手仮想通貨取引所のコインベースは22日、アジアとヨーロッパの顧客向けに取引を容易にするための新機能とサービスを公開したと発表した。

同発表によれば、コインベースが昨年11月に設立した、機関投資家向けのOTC(店頭)取引デスクについて、アジア、欧州、英国の一部投資家が利用可能になるという。また、OTCサービスの開始にともない、アジアとヨーロッパの承認された顧客にコインベース・カストディを提供するとしている。コインベース・カストディは、非常に安全な方法で大量の暗号通貨を保存するために最適化された、同社の資産管理サービスである。

同社は、米国以外の銀行口座からSWIFT(国際銀行間金融通信協会)を使って送金をサポートするという。この新機能により、アジアおよびヨーロッパの顧客が、初めて同社の送金サービスを利用可能になるとしている。

同社の競合である仮想通貨取引所バイナンスも、16日に英ポンドとユーロ建てによるビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の取引を提供する新たな取引所「バイナンス・ジャージー」を立ち上げると発表し、欧州に進出することとなった。今後の動向が注目される。

《HH》

 提供:フィスコ

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