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東京株式(前引け)=反発、米中貿易摩擦の緩和期待で切り返し急

 18日前引けの日経平均株価は前営業日比272円65銭高の2万674円92銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億6651万株、売買代金概算は1兆819億6000万円。値上がり銘柄数は1760、対して値下がり銘柄数は313、変わらずは54銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は高く始まり、寄り後も買いが継続し日経平均は次第高の展開となった。米国政府が中国に対し関税引き上げの撤回を検討しているとの一部報道が米中貿易摩擦の緩和期待につながっており、市場のセンチメントを改善させている。前日に日本電産が今期業績予想の大幅下方修正を発表したが、全体相場に与えるネガティブな影響は限定的だった。中国・上海株や香港株などアジア株市場が総じて強い動きをみせたこともプラス材料となった。主力株をはじめ広範囲に買われ、前場の値上がり銘柄数は1700を超えた。

 個別では任天堂<7974>が買われ、ファナック<6954>も堅調。安川電機<6506>も買われた。東京エレクトロン<8035>など半導体関連も物色された。ここ下げの続いていたファーストリテイリング<9983>も高い。千代田化工建設<6366>が切り返し急となったほか、ネクソン<3659>も大幅高。半面、日本電産<6594>が値を下げ、ダイキン工業<6367>も安い。ローム<6963>、HOYA<7741>なども軟調。神戸物産<3038>が売られたほか、チェンジ<3962>も下落した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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