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FFRIなどサイバーセキュリティー関連が軒並み人気、国家安全保障の観点でテーマ化

 FFRI<3692>、セキュアヴェイル<3042>、トレンドマイクロ<4704>、インテリジェント ウェイブ<4847>などサイバーセキュリティー関連株が総じて強い動きをみせている。世界的にサイバー攻撃に対する警戒感が高まるなか、日本でも安倍政権では官民を挙げてその対策に取り組む構えをみせている。2020年の東京五輪に加え、25年の万博も大阪誘致が実現したことで、サイバー攻撃対応への取り組みにも一層注力姿勢が高まりそうだ。

 一方、今週末にG20を控えるなか、米中通商摩擦問題の行方にマーケットの注目が集まっているが、前週に米通商代表部(USTR)は中国の知的財産侵害について「サイバー手段による米企業からの知的窃盗をやめる兆しがない」などと強く非難しており、対中貿易赤字問題だけでなく、国家安全保障の観点からもサイバーセキュリティー分野の拡充が意識される段階にある。こうした背景のもと、ヒューリスティックエンジンによる未知のウイルスを検知する技術に強みを持つFFRI<3692>をはじめ、関連株は改めて買いを呼び込んでいる。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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