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nmsHDはS安ウリ気配、EMS事業など不調で上期業績は計画下振れ着地

 nmsホールディングス<2162>は朝方から売りが集中し、ストップ安の423円水準でウリ気配となっている。前週末9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高277億1900万円(前年同期比2.9%増)、営業利益2億3900万円(同59.8%減)、純利益6200万円(同89.0%減)となり、従来予想の営業利益4億円を大きく下回って着地したことが嫌気されている。

 第2四半期に入り、EMS事業における工作機械関連の受注減速やマレーシアにおける白物家電関連の需要減があったことに加えて、ヒューマンソリューション(HS)事業における外国人技能実習生関連受託や、物流3PL受託・テクニカル流通加工事業会社設立による先行投資コストの発生が利益を押し下げた。また、PS(パワーサプライ)事業で部材の調達難に伴う生産計画後ろ倒しなどがあったことも響いた。

 なお、19年3月期通期業績予想は、売上高610億円(前期比12.6%増)、営業利益13億円(同0.6%増)、純利益11億円(同7.5%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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