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プロパティエージェント---2Qは売上高が55.04億円、販売活動は当初の計画を上回って進捗


プロパティエージェント<3464>は6日、2019年3月期第2四半期(18年4-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比14.0%減の55.04億円、営業利益が同88.1%減の0.45億円、経常損失が0.86億円(前年同期2.25億円の利益)、四半期純損失が0.83億円(同1.42億円の利益)だった。

不動産開発販売事業では、東京23区かつ利便性の高い立地に集中した開発を強化し、12物件の開発用地を取得し、前事業年度から開発してきた9物件が竣工した。販売は、東京の不動産という強みを活かし、国内投資家だけでなく海外の富裕層向け販売を実施するなど販路拡大に努め、さらに、設定賃料や投資利回り、物件仕様、立地など総合的な観点での当社物件の競争力を的確に営業することによる値引き幅の抑制を図るなど、利益の最大化を図った。また、業界初のCtoC情報交換プラットフォーム「ToCチャットonLINE」をはじめとするCRM戦略などにより、効率的な集客と契約決定率の向上を実現したことで、販売戸数の増加だけでなく、営業人件費や広告宣伝費の削減も図った。加えて、自社ブランド既存物件の買取再販にも注力するなど、自社リソースの最大限の活用により、利益拡大を図った。これらの結果、販売活動は計画を上回って進捗し、未竣工物件の引渡しが完了していないことが影響しているものの投資用マンションブランド「クレイシア」シリーズは79戸、居住用コンパクトマンションブランド「ヴァースクレイシア」シリーズは41戸、その他で57戸を販売した。

プロパティマネジメント事業は、自社開発物件竣工販売後の確実な賃貸管理戸数の増加及び受託組合数の増加により、当四半期末の賃貸管理戸数は2,624戸、建物管理戸数は2,721戸(64棟、61組合)となり、順調にストック収入を増加した。また、賃貸更新事務手数料等の各種手数料の確保を行い、さらなる利益拡大を図った。

2019年3月期通期については、売上高が前期比14.5%増(前回予想比8.3%減)の220.00億円、営業利益が同22.1%増(同6.3%増)の17.00億円、経常利益が同20.0%増(同8.4%増)の13.55億円、当期純利益が同18.8%増(同7.9%増)の8.70億円と通期業績予想を修正した。

《MH》

 提供:フィスコ

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