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ソフトバンクグループは5日続落、「サウジリスク」に依然警戒感も

 ソフトバンクグループ<9984>は5日続落。株価は寄り付きに上昇してスタートしたものの、買い一巡後は売りに押され値を消す展開となっている。同社の「ビジョン・ファンド」はサウジアラビアのサルマン皇太子などの支援を受け運営されており、著名記者ジャマル・カショギ氏がトルコのサウジ領事館で殺害された事件の影響を受けることが警戒されている。トルコのエルドアン大統領は23日の演説で、同記者の殺害は「計画的なものだった」と述べたが、同皇太子の関与には触れなかった。同大統領の演説に踏み込んだ内容はなく、市場には安心感も広がったが、今後の展開には不透明感もあり「サウジリスク」は払拭されていない。また、足もとで同社が出資する中国の電子商取引大手、アリババ・グループの株価が下落していることなども警戒されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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