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ドーン---1Qは売上高が12.0%増、ライセンス販売及びクラウドサービスの利用料収入が増加


ドーン<2303>は11日、2019年5月期第1四半期(18年6~8月)決算を発表した。売上高が前年同期比12.0%増の1.42億円、営業損失が0.06億円(前年同期0.15億円の損失)、経常損失が0.05億円(同0.14億円の損失)、当期純損失が0.03億円(同0.15億円の損失)となった。

「NET119緊急通報システム」や「DMaCS(災害情報システム)」等の防災関連のクラウドサービスの拡販を強化するとともに、電力会社等の施設維持管理システムや地方自治体の防災・防犯関連システムの受託開発案件の受注獲得にも注力した。以上の結果、売上高は、ライセンス販売の増加やクラウドサービスの契約数が積み上がり利用料収入が増加したため、前年同四半期比12.0%増となった。利益面では、売上高の増加と売上高総利益率が前年同四半期比5.9ポイント上昇した。

なお、事業として顧客の決算期が集中する3月に売上計上される受注が多いため、第4四半期会計期間に売上高が偏重する傾向があることから、各四半期の業績に季節変動がある。

2019年5月期通期の業績予想については、売上高が前期比5.3%増の8.80億円、営業利益が同11.1%増の1.80億円、経常利益が同10.2%増の1.83億円、当期純利益が同11.4%増の1.27億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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