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東エレクが新安値、需給悪ぬぐえず2年ぶり安値圏に沈む

 東京エレクトロン<8035>が続落、21日の安値1万5635円を下回り、年初来安値を更新した。時価は2017年9月以来、約2年ぶりの安値圏まで水準を切り下げている。強みとするエッチング装置など半導体製造装置が旺盛な需要を捉えており、足もとの業績は好調で18年4~6月期の営業利益は前年同期比32%増の724億1800万円と大幅な伸びを示している。今後の見通しについても会社側は強気だ。しかし、市場ではDRAMをはじめ半導体投資需要の先行きに対し慎重な見方が増えており、シンボルストックである同社株には機関投資家とみられる大口資金のポジション調整の売りが継続、これに株式需給悪を嫌った見切り売りが重なり株価水準を押し下げる形となっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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