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パイプドHD---国内初のマイナンバーカードとブロックチェーン技術を用いたネット投票システムの実証実験に成功


パイプドHD <3919>は29日、グループ会社のパイプドビッツ・VOTE FORと、ICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構の3社が協力して開発した、国内初となるマイナンバーカードとブロックチェーン技術(イーサリアム)を用いたネット投票システムの実証実験に成功したと発表した。

同システムは、28日につくば市が開催した「平成30年度つくば Society 5.0 社会実装トライアル支援事業」を選出するコンテスト(※1)の最終審査において、期日前投票と合わせて6日間に渡り使用され、公職選挙法等で求められる厳正な個人認証と秘密投票の維持、非改ざん性を証明した。

ブロックチェーン技術は、オンライン上で公開される情報の透明性や公平性が高く、住民投票などの公共サービスとしての活用が期待されている。ロシアやスイスでは、すでにブロックチェーンを活用した電子投票システムの実証実験が行われ、ブロックチェーン技術を選挙や投票に活用しようとする動きが広まっている。マイナンバーカードとブロックチェーン技術の組み合わせにより、パイプドビッツとVOTE FORは、近い将来、実際の国政選挙や地方選挙でのネット投票の実現を目指していく意向。また、ブロックチェーンやマイナンバーを活用した他のサービス開発にも注力していく。

《SF》

 提供:フィスコ

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