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リネットジャパン急騰で新値街道突入、全員参加型需給相場の様相強める

 リネットジャパングループ<3556>が急騰。今月中旬以降、大きく株価水準を切り上げてきたが、足もと一気に上昇加速し一時95円高の917円と値を飛ばした。23日の高値876円をクリアして年初来高値も更新した。売買高急増でファンド系資金とみられる買いが観測され、個人投資家の短期売買と合わせ全員参加型相場の様相を強めている。

 同社はネット専業のリユース品売買事業を手掛けており、小型家電リサイクルでも実績が高い。小型家電リサイクルでは東京五輪のメダル作成プロジェクトに参画、不要なパソコンに含まれるレアメタルなどの希少金属抽出で“都市鉱山”関連としての側面を持つ。また、リユース売買事業では、中古スマートフォンの売買活発化に期待が大きい。今後、中古スマホにもSIMロック解除が義務付けられる方向にあり、総務省は来夏にも割安な中古スマホを購入した消費者が、どの通信キャリアでも選べる体制を整える方針にあり、同社にとって追い風となる。さらに、同社は海外展開にも余念がない。成長著しいカンボジアへの投資を積極推進しており、今後の成長力の糧として注目されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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