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NY株式:NYダウは110.59ドル高、米中交渉への期待が強まる


米国株式相場は上昇。ダウ平均は110.59ドル高の25669.32、ナスダックは9.81ポイント高の7816.33で取引を終了した。トルコの通貨危機に対する警戒感や、主要ハイテク株の一角に売りが広がり、上値の重い展開となったものの、貿易摩擦の緩和に向けた米中両国による協議再開が好感され、引けにかけて上昇した。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や不動産が上昇する一方で半導体・半導体製造装置やメディアが下落した。

電気自動車のテスラ(TSLA)は、マスクCEOがニューヨークタイムズ紙のインタビューに応じ、株式非公開化を巡る混乱の背景や精神的な重圧などに言及したほか、米証券取引委員会(SEC)の召喚を受けたことが明らかになり、下落。半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ(AMAT)は、8-10月期の売上高見通しが予想を下振れ、軟調推移。半導体のエヌビディア(NVDA)は決算で仮想通貨関連の売上減少が嫌気され、売られた。一方で、百貨店のノードストローム(JWN)は、決算内容が好感され、大幅上昇となった。

トランプ大統領は、米上場企業による四半期毎の業績報告義務を半年へ変更することを検討するよう、SECに指示したことが報じられた。

Horiko Capital Management LLC

《SK》

 提供:フィスコ

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