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話題株ピックアップ【夕刊】(1):ハピネット、ノーリツ鋼機、東洋エンジ

■ハピネット <7552>  1,826円  +295 円 (+19.3%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 ハピネット<7552>が急騰。玩具の卸大手で「ニンテンドースイッチ」の好調が収益に大きく貢献している。同社が9日取引終了後に発表した19年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が472億4900万円(前年同期比34.4%増)と急増、営業利益は7億6700万円(同70.8%増)、さらに最終利益は4億3500万円(同2.5倍)と高変化を示した。これを好感する形で高水準の投資資金を引き寄せている。

■品川リフラクトリーズ <5351>  4,930円  +700 円 (+16.6%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率3位
 品川リフラ <5351> がストップ高。9日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比58.7%増の25.5億円に拡大して着地したことが買い材料視された。耐火物の販売数量が増加したうえ、原料価格上昇に伴う値上げ効果なども寄与し、14.1%の増収を達成した。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の75億円→86億円に14.7%上方修正。増益率が18.6%増→36.0%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

■ノーリツ鋼機 <7744>  2,421円  +340 円 (+16.3%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 ノーリツ鋼機 <7744> が続急騰。9日大引け後に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結営業利益が前年同期比31.0%増の13.9億円に伸びて着地したことが買い材料視された。シニア向け雑誌の通信販売が堅調だったうえ、少額短期保険事業を手掛ける連結子会社の増加が寄与し、シニア・ライフ部門の収益が拡大したことが寄与。主力のペン先部材、医療関連のヘルスケア部門が伸長したことも増益に貢献した。上期計画の12億円をすでに16.0%も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■キョウデン <6881>  636円  +89 円 (+16.3%)  本日終値
 キョウデン<6881>が急騰、約12年ぶりの高値圏に浮上した。プリント基板が自動車向けなどを中心に絶好調で収益を押し上げている。9日取引終了後に発表した19年3月期の第1四半期(4~6月)連結営業利益が11億2800万円(同73.3%増)と急増、これをポジティブ視する買いが集中した。

■河合楽器製作所 <7952>  5,450円  +700 円 (+14.7%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率5位
 河合楽器製作所 <7952> がストップ高。9日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.2倍の6.7億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。主力のピアノは中国などで販売が伸び、高付加価値品「Shigeru Kawai」は国内を中心に伸長した。また、デジタルピアノは欧州、国内、中国で昨年刷新した最上位モデルの「CAシリーズ」がの販売が好調だった。前期業績が拡大した半導体関連部品や自動車の内装部品を製造する素材加工事業は減益に転じたものの、楽器教育事業の収益拡大で吸収し、大幅増益を達成した。

■荏原 <6361>  3,720円  +415 円 (+12.6%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 9日に決算を発表。「4-6月期(2Q)経常は53倍増益」が好感された。荏原 <6361> が8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。18年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は141億円となり、通期計画の360億円に対する進捗率は39.4%となった。
  ⇒⇒荏原の詳しい業績推移表を見る

■USENHD <9418>  1,473円  +154 円 (+11.7%)  本日終値
 9日に決算を発表。「上期経常が13倍増益で着地・4-6月期も2.7倍増益」が好感された。USEN-NEXT HOLDINGS <9418> が8月9日大引け後(16:00)に決算を発表。18年8月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比13倍の44.7億円に急拡大した。
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■東洋エンジニアリング <6330>  833円  +86 円 (+11.5%)  本日終値
 東洋エンジニアリング<6330>が後場急上昇。前引け後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高787億1800万円(前年同期比9.9%減)、営業利益19億円(同3.2倍)、純利益13億8700万円(同31.6%増)と大幅営業増益となったことが好感された。完成工事高は減少したものの、事業構造の変革など再生計画に取り組んでいることが奏功し、販管費が削減したことが寄与した。なお、19年3月期通期業績予想は、売上高3000億円(前期比10.6%減)、営業利益20億円(前期329億5100万円の赤字)、純利益10億円(同268億4600万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。

■タチエス <7239>  1,987円  +196 円 (+10.9%)  本日終値
 自動車シート大手のタチエス <7239> が急反発。9日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比60.6%増の31億円に拡大して着地したことが買い材料視された。中国で既存受注車種の販売が大きく伸びたことが寄与。収益改善活動の効果が現れた中南米で営業損益が好転したことも大幅増益に貢献した。上期計画の46億円に対する進捗率は67.6%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■平和 <6412>  2,790円  +261 円 (+10.3%)  本日終値
 9日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は2.9倍増益で着地」が好感された。平和 <6412> が8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の122億円に急拡大し、通期計画の263億円に対する進捗率は46.5%に達し、5年平均の35.7%も上回った。
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