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米長期金利上昇もドル買い・円売りに一服感


 米国の利上げペースの加速をめぐる思惑やインフレ加速懸念を背景に、米長期金利が上昇。これを受けて、ドル買い・円売り地合いが継続している。ただ、前週末の米株式市場の下落や日経平均先物が軟調に推移していることから、ドルの上値は重い展開となっている。

 今週は米住宅関連指標や1-3月期の米国内総生産GDP(速報値)の発表、欧州中央銀行(ECB)の定例理事会、日銀金融政策決定会合など主要なイベントが目白押しとなっており、市場は内容を見極めたいとの思惑から積極的な商いは手控えられそうだ。
《MK》

 提供:フィスコ

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