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焦点は企業業績へ、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

4/19付の「DailyOutlook」では、日経平均予想PERについて考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『14日の米英仏によるシリア攻撃にもかかわらず、週明け16日の世界の株式市場で大きな混乱は確認されなかった。市場の不透明要因に対する耐性は、大分、備わってきたと言えるだろう。こうした中、米国では1~3月期の決算発表本格化を迎えている。主要企業の好決算を好感し、米国株式市場は戻り歩調にある。米国市場の焦点は企業業績に移ってきたようだ』と伝えています。

続けて、日本も3月期決算企業の決算発表シーズンが近づいており、市場の注目点は企業業績へ移っていく可能性があることを挙げ、『アベノミクス相場が本格化した2013年以降における日経平均の予想PER平均は15.42倍。18日の日経平均の予想PERは12.94倍であるが、2013年以降で日経平均の予想PERが13倍を下回っていた局面は今回を除いて2度あった。中国景気減速懸念に端を発した2016年2月、英国のEU離脱(Brexit)を巡る国民投票を起因とした2016年6~7月である。何れも、その後の株価は上昇へ転じている』と分析しています。

さらに、『日経平均の予想PER13倍未満はバリュエーション面からみて下方へオーバーシュートしたゾーンと考えられよう。事業環境は悪化しておらず、企業業績は堅調推移が見込まれる。今後、マーケットの焦点がファンダメンタルズへ移ると、現状の株価は上方への水準訂正余地があるだろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『日経平均と日経平均予想PERの推移』をグラフにして紹介していますので、詳しくは4/19付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

 提供:フィスコ

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