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明日の株式相場見通し=円相場にらみで神経質な展開、2万2000円台固めの動き

 あす(22日)の東京株式市場は、外国為替市場での円相場の動向をにらみながらの神経質な展開となりそうだ。日経平均株価が2万2000円を超えると、戻り売り圧力が強まる傾向があるため、この水準での日柄的な値固めが必要となりそうだ。

 市場関係者からは「きょうは、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が250ドルを超える大幅安となったものの、外国為替市場で1ドル=107円台後半へと円安・ドル高が急速に進行したことにより、輸出関連銘柄中心に買われ日経平均は反発した。ただ、取引時間中の推移を見ると、後場寄り付きに前日比200円を超えていた上昇幅が午後1時過ぎには一時、一転して同88円安まで急落する場面があった。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)のNYダウ平均株価が時間外で下落したことが理由とされていたが、依然として残る市場の不安心理が波乱展開を誘発しているようだ」との見方が出ていた。

 21日の東京株式市場は買いが先行したものの上値は重く、日経平均は途中値を消しマイナス圏に沈む場面もあった。大引けにかけて買い直される展開となり、結局プラス圏で着地した。日経平均株価終値は、前日比45円71銭高の2万1970円81銭と反発した。

 日程面では、石川県知事選告示に注目。海外では、米1月のCB景気先行総合指数、独2月のIfo景況感指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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