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オハラ続急伸で上場来高値更新、信用取組1.0倍とがっぷり四つ

 オハラ<5218>が続急伸で上場来高値に買われ、4000円大台をにらむ展開。中国、米国、欧州など自動車大国で環境規制を背景に電気自動車(EV)を普及させる動きが国策レベルで高まっている。日本でもトヨタ自動車<7203>がEV市場の拡大に対応してパナソニック<6752>と車載用2次電池分野で提携するほか、ホンダ<7267>など同業他社とも連携を厭わない構えをみせている。またトヨタは、直近では米アマゾンや、ウーバーと提携を発表するなど海外でも布石を打ち、展開力を強化している。

 こうしたなか、オハラは現行の電解液を使うリチウムイオン電池向けに、性能を向上させるガラスセラミック素材を利用した添加剤を開発しており、引き合いが旺盛だ。現在、トヨタなどをはじめ全固体電池の研究開発が進むなかで、固体電解質材料への活用も見込まれるだけに関連有力株として脚光を浴びている。株式需給面でも信用取組は売り買い拮抗、信用倍率1.0倍とがっぷり四つで需給相場の色彩も強い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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