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フェローテックホールディングス---1Q大幅増収増益を達成。上期と通期の上方修正も発表


フェローテックホールディングス <6890>は14日、2018年3月期第1四半期(17年4~6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.8%増の207.93億円、営業利益が同38.5%増の22.68億円、経常利益が同77.5%増の17.47億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同103.9%増の9.25億円となった。

半導体等装置関連事業においては、有機ELパネル製造装置向けの真空シールが好調に推移しており、金属精密加工技術を用いたエンジニアリング・サービスの受託製造も増加している。また、半導体製造装置メーカーやデバイスメーカーからの旺盛な需要があるマテリアル製品は堅調に推移した。

電子デバイス事業においては、主力のサーモモジュールは、次世代型の移動通信システムの通信機器用途が好調に進捗し、北米自動車向けの温調シートは、概ね計画のとおりだった。

太陽電池関連事業においては、同事業の不採算製品の構造改革策を進めており、前四半期と比べ損失幅が縮小している。

なお、2017年12月期通期の連結業績予想について、同日に上方修正を発表している。それによると、売上高が前期比12.4%増(前回予想通り)の830億円、営業利益が同44.4%増(前回予想比13.8%増)の82億円、経常利益が同25.1%増(同10.9%増)の71億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.0%増(同5.0%増)の42億円を見込んでいる。

《TN》

 提供:フィスコ

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