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ドーン---17年5月期は2ケタ営業増益を達成、クラウド利用料が35.9%増と好調に推移


ドーン<2303>は10日、2017年5月期決算を発表。売上高が前期比4.6%増の7.88億円、営業利益が同16.1%増の1.25億円、経常利益が同13.7%増の1.31億円、当期純利益が同11.2%減の0.89億円だった。

品目別の売上構成比は、ライセンス販売が11.7%(前期は12.0%)、受託開発が53.6%(同59.6%)、クラウド利用料が30.4%(同23.4%)、商品売上が4.3%(同5.0%)となっている。
ライセンス販売においては、継続的に防災関連システム向けのライセンスの受注があったため、売上高は前期比2.0%増の0.92億円となった。受託開発の売上高は同5.9%減の4.22億円だった。電力会社の設備管理向けシステム等の受注は堅調だったが、クラウドサービスの初期構築に係る売上が減少した。クラウド利用料は、「NET119緊急通報システム」等の防災関連のクラウドサービスが、新規受注の獲得により契約数が積み上がり、売上高は同35.9%増の2.39億円となった。商品売上については、受託開発に伴うデジタル地図等の納品が減少したため、売上高は同10.5%減の0.33億円となった。

2018年5月期通期については、売上高が前期比5.3%増の8.30億円、営業利益が同20.0%増の1.50億円、経常利益が同17.6%増の1.54億円、当期純利益が同16.9%増の1.04億円を見込んでいる。

《TN》

 提供:フィスコ

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