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ヤクルト、国内大手証券は広州での新たな取り組みの成果に注目

 ヤクルト本社<2267>が小幅ながら3日続伸。現在は今日の高値圏で推移している。

 SMBC日興証券はリポートで、同社のアジア・オセアニアセグメントに含まれるインドネシア事業は、ルピア安などを背景としたマクロ経済の逆風下でも、販売数量が前年を10%以上超えていると紹介。インドネシアでは、ヤクルトの販売量のうち、店頭販売と宅配販売の割合がほぼ5:5で、宅配の構成比が上昇傾向にあり、顧客との対面販売である宅配は景気変動の影響を受けにくいと指摘。半面中国は、宅配依存度が15%程度と低く、店頭チャネルのほうがマスマーケティングの手法を活用して販売数量を拡大し易い半面、ディフェンシブ性は低いと解説。同社の広州での新たな取り組みの成果に注目している。

 投資評価は「2」(中立)を継続。目標株価は5820円から4670円へ引き下げている。
《MK》

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