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インスペックが大幅続落、海外事業の大幅計画未達で16年4月期は計画下振れ

 インスペック<6656>が大幅続落となっている。1日の取引終了後、集計中の16年4月期連結業績について、売上高を従来予想の25億円から16億2800万円(前の期比1.2%増)へ、営業損益を2億1000万円の黒字から1900万円の赤字(前の期1億600万円の黒字)へ、最終損益を1億円の黒字から2500万円の赤字(同9300万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。

 従来予想では、主力製品であるAVI(自動最終外観検査装置)やAOI(プリント基板のパターン検査装置)を中心にリピートオーダーと新規顧客の開拓が期待されていたが、特に海外の計画が大幅に未達となったことが響いた。一方、国内の受注は堅調だったが、売り上げ計上がずれ込んだことから従来計画を下回った。

 なお、同時に発表した5月度受注は2800万円だった。国内顧客から既存装置の改造案件などの受注を獲得したが、前年同月に比べると36%減少した。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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