イー・ガーディアン---2Q営業利益99.7％増、通期計画を上方修正

イー・ガーディアン<6050>は9日、2016年9月期第2四半期（15年10月-16年3月）決算を発表。売上高が前年同期比29.5％増の18.18億円、営業利益が同99.7％増の2.38億円、経常利益が同79.2％増の2.48億円、四半期純利益が同88.6％増の1.42億円だった。

ソーシャルサポート事業の売上高が前年同期比8.8％増の7.02億円。ソーシャルメディアにおいて、監視・ＣＳだけではなく、運用や分析といった多種多様な新サービスの展開や大型案件の獲得に注力。人工知能型画像認識システムには様々な機能追加を経て、今回、顔認証を応用した“マッチング機能”の追加を実現した。

ゲームサポート事業の売上高が同55.5％増の7.84億円。既存顧客との関係の強化のほか、コンシューマー向けゲームを制作している大手企業からの新規案件獲得に注力。市場の拡大が続いているソーシャルゲームにおけるサービス展開にも注力した。

16年9月期通期については、売上高が従来の33.44億円から前期比17.4％増の35.44億円、営業利益が3.50億円から前期比22.5％増の4.02億円、経常利益が3.64億円から同14.3％増の4.00億円、当期純利益が2.11億円から同20.2％増の2.31億円へ、売上高・各利益ともに上方修正している。グループの関連市場である掲示板やブログ・ＳＮＳ等のコミュニティサイトを含むインターネットメディアは、引き続き市場の成長を予想。既存取引先の件数増加等によりゲームサポートの売上高が好調だったことや稼働率があがったことで原価率が良化した。

《TN》

　提供：フィスコ