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ロゼッタの急騰劇続く、個人の短期資金集結で3連続ストップ高と異彩放つ 

 ロゼッタ<6182>が続急騰、前日まで2日連続ストップ高で異彩を放っていたが、きょうも一時値幅制限上限の700円高は4815円まで買われ市場の視線を集めている。

 安倍政権では成長戦略の一環として、官民を挙げての人工知能分野の研究開発強化を掲げており、19日に産業競争力会議が策定した「官民戦略プロジェクト」では人工知能研究開発の司令塔である人工知能技術戦略会議を設置しイノベーションに向け本腰を入れる構えにある。そのなかロゼッタは、ネット上を駆け巡る膨大な量の情報を、言語のビッグデータとして統計解析を行う人工知能を活用した自動翻訳サービスを手掛けていることから、同分野の先駆けとして注目度が高い。「直近ではハウステンボスが国籍を問わず顧客と直接触れ合う“ロボット王国”を開くと発表したことや、チャットボットが世界的に急速に注目を集めていることも同社株人気の底流にあるようだ」(市場関係者)という指摘がある。

 また、個人投資家の動向に詳しい国内ネット証券大手によると「売買を盛り上げているのは1日で売買を完結する個人の超短期資金。きょうはバイオ関連にいったん利益を確定する動きが広がっていることで、同系列の資金が値動きの軽い同社株に集結している」という。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2016年04月22日 13時43分

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