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ドーンが急騰、自動運転車関連の中核、熊本地震受けドローン関連の側面も

 ドーン<2303>が急騰、一時13%高に買われ新値街道をまい進、5000円大台を突破した。GIS(地理情報システム)クラウドソリューションで業界に先駆する実力を有し、官公庁や自治体に加え、民間企業向けにも高実績を誇る。官民を挙げて研究開発が進む自動運転車に絡みデジタルマッピング分野での注目度は高い。前週は日産自動車<7201>が高速道路上を自動走行する市販車を8月に発売すると報じられたことが、人気化を後押しした。また、直近は熊本地震を受けたドローンの活躍余地が、同社の株価を刺激している面もあるようだ。

 業績も好調。防災関連のクラウドサービスの新規契約の獲得などが寄与、同社の16年5月期第3四半期累計(15年6月~16年2月)の単独決算は、売上高が5億1400万円(前年同期比38.5%増)、営業損益は6500万円の黒字(前年同期3600万円の赤字)、最終損益は6200万円の黒字(同3100万円の赤字)と好変化をみせた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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