イーター電機、前期最終を一転赤字に下方修正

POWER CONVERSION,DBA TESLA CO．及び連結子会社であるUS.ETA.Incに対し貸付を行っておりましたが、回収可能性の懸念が増加したため、当期末において追加で貸倒引当金繰入額43 百万円を計上することになりました。なお、貸倒引当金繰入額43 百万円のうちUS.ETA.Incに対する17百万円については個別決算上で計上するものであり、連結業績に与える影響はありません。2．特別損失（1）過年度決算訂正関連費用平成27 年12 月16 日付「平成28年3月期第2四半期報告書の提出、過年度決算短信等の訂正および有価証券報告書等の訂正報告書の提出に関するお知らせ」にて公表いたしましたとおり、当社は、過年度決算の訂正を実施いたしました。これに伴い当期末において、過年度決算訂正関連費用32百万円を計上することになりました。なお、この費用は、決算訂正にかかる監査等に要した費用であります。（2）棚卸資産除却損原材料において、当社の定める会計上の在庫基準では、長期にわたる在庫保有のリスクが存在するため、監査人と協議の上、保守的に在庫基準を見直した結果、棚卸資産除却損274百万円を計上することになりました。3.修正の理由　（1）連結業績について売上高個別業績の影響により、売上高を前回予想の3,600百万円から3,441百万円に修正いたしました。営業利益売上高の修正の影響及び海外子会社において当初予測より諸経費が増加いたしました。この事により、営業利益を前回予想の180百万円から140百万円に修正いたしました。経常利益営業利益の修正の影響及び海外子会社における為替差損の影響18百万円、上述の記載の通り、貸倒引当金繰入額26百万円の計上により経常利益を前回予想の130百万円から1百万円に修正いたしました。親会社株主に帰属する当期純利益経常利益の修正および棚卸資産除却損274百万円、過年度決算訂正関連費用32百万円の特別損失の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益を前回予想の60百万円から親会社株主に帰属する当期純損失331百万円に修正いたしました。（2）個別業績について売上高当初予測よりも景気動向の影響もあり下期において売上が寄与せず、当初予測しておりました目標をやや下回って推移いたしました。この結果、売上高を前回予想の3,400百万円から3,175百万円に修正いたしました。営業利益売上高減少の影響で営業利益は減少しましたが、経費削減の実行により減少幅を抑制いたしました。この事により、営業利益を前回予想の130百万円から125百万円に修正いたしました。経常利益上述に記載の通り、投資損失引当金繰入額65百万円及び貸倒引当金繰入額43百万円を計上したため経常利益を前回予想の70百万円から経常損失73百万円に修正いたしました。　当期純利益経常利益の修正による影響及びたな卸資産除却損274百万円、過年度決算訂正関連費用32百万円の特別損失の計上により当期純利益を前回予想の当期純利益40百万円から当期純損失368百万円に修正いたしました。4．債務超過について前述のとおり、期末において営業外費用及び特別損失を計上したために、債務超過となる見込みであります。なお詳細については、平成28年5月18日に公表いたしました「上場廃止基準の抵触に関するお知らせ」をご参照ください。